管理番号: A11
状態(主観に基づく): B(動作するが、問題がある)
メーカー: バーゼンズ
国: ベルギー
年代: 1950年代
曲の数: ロールが17本
横幅: 約271cm
奥行: 約143cm
高さ: 約276cm
※サイズは蓋などを閉じた状態
動画:
説明&画像:
ダンスホール用に作られた大型の自動パイプオルガン。外からは分かりにくいが、オーク材のケースの中に200本以上の木製パイプが内蔵されており、多くの種類の音が出せる。上部のステージにはアコーディオン、ドラム、中国式木琴、シンバル、サキソフォーン、マラカスが取り付けられ、ほとんどの楽器が実際に演奏に加わる。とても賑やかで、豊かな音色。楽譜には紙製のロール(ミュージックロール)を使用しており、3色のライトの点滅というギミックもある。ロールの穴を読み取り、全体を制御している。当時はモーターや送風・吸風装置はあったものの、電気で複雑な制御は難しかったため、命令がチューブを通して空気で伝わる。そのため、内部には紙製のチューブが張り巡らされている。88キータイプ。
蓋を開けたり閉じたりして音量を調整するための機能があるが、右側が動いていない。フイゴ内部に繋がる紐が一つ破断している。
ランプが点かなくなっていたが、2023年2月に調整してランプは点く様になった。また、スイッチ部分の水銀が不足して動作が不安定になっていたので、コードで直接繋いだ。一番左の木琴が鳴らなかったが、2023年3月に修理して再び鳴る様になった。
2024年3月に動作確認したところ、演奏速度が遅くなってしまっているので、修理予定。
ロールは17本。状態はまちまち。
1 WILRO 250
2 WILRO 150
3 WILRO 113
4 BURSENS 263
5 Symphonia
6 BURSENS 263
7 Symphonia
8 BURSENS 233
9 BURSENS 149
10 不明
11 BURSENS 264
12 BURSENS 263
13 BURSENS 270
14 Symphonia
15 BURSENS 208
16 BURSENS 222
17 不明
最終更新日: 2024年11月19日